最近話題の佐野サービスエリアのストライキ。
労使との関係が崩れてやっていけないということで起こった事件ですね。
日本ではあまり聞きませんが今年に入って何件かストライキがあるみたいです。
そのことについて書いていきますねー。
ジャパンビバレッジ東京でのストライキ
昨年のゴールデンウィークにサントリーグループのジャパンビバレッジの社員がストライキを起こしました。
その結果JR東京駅の自動販売機で飲料の売り切れが多数出たことが話題になっています。
本日19日も昨日に引き続き、東京駅構内において、自販機大手ジャパンビバレッジ東京で働くブラック企業ユニオンの組合員が、残業ゼロ・休憩1時間・マニュアル厳守の「順法闘争」を続けています。缶やペットボトルの「売切」が東京駅等で増えていても、ご容赦ください。 pic.twitter.com/WAcdJp0k42
— 坂倉昇平@ブラック企業ユニオン(総合サポートユニオン) (@magazine_posse) April 19, 2018
一年前の出来事ですが、このストライキは大きな成果があったようです。
ストライキの要求は、労働組合のリーダーに対する不当な懲戒解雇の撤回、長期労働の改善、未払い残業代の支払いであった。
このすべてが要求が通り、労働環境の改善が見られたそうです。
素晴らしいことですね。
日本人は文句があるならやめろ、みたいな風潮がある気がします。
以前ラジオを聞いていたときの話ですが、
ある法学部の学生が新聞配達のバイトをしていて、お客から集金できないのであればバイト代は払わないと言われたそうです。
新聞配達という労働はしているのに集金を達成しないと払わないという雇い主。
法学部で知識があったため、労働基準監督署に連絡。
それから無事にバイト代の支払いはきちんとあったそうです。
しかし、雇い主からはこんなことを言われたそうです。
「君のやったことは法律的に正しいけど、この世の中渡っていけないよ」
明らかに自分勝手な言い分。
私自身「なんだこの雇い主は!」と腹が立ちました。
しかし、労使の関係はこんなもんなんだと思いました。
雇ってあげてるんだ、感謝しろ!みたいな感じでしょうか。
なんだかなーと思ってしまいますね。
まとめ
このストライキのおかげで佐野サービスエリアの雇い主は解雇の撤回をしたそうです。
立場が上な方には実るほど頭を垂れる稲穂かなの精神でいてほしいですね。